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「京ことばは、和平ことば」
 

ことばには、長い歴史の中で培われて来た争いごとを避ける知恵があります。
相手を否定せず、自分の思いも込めるため、2つの意味を含めることがあります。

単純に裏表、本音と建前があると言うより、2つの意味の間には階調(グラデ ーション)の様なものがあり、

語気や表情の違いで意味合いが微妙に変わります。

すなわち、京ことばは、相手の方を気遣いながら、自分も守る平和を望むことばではないでしょうか。

ハッキリ伝えるべきことと、ハッキリ伝えない方が良いことを上手に使い分けて来た京都人の生きる知恵から

「京ことばは、和平ことば」と言う考え方を立ち上げました。

角を立てず、我慢もし過ぎずストレスフリーにも役立つことばだと思います。
国内外を問わず、多くの方に京ことばを楽しんでいただくきっかけになれば幸いに思います。

 

企画・デザイン・監修  小川 徳之

共同企画・制作  三木 顕博

 

 

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